MS 231 エンジンチェンソー

非常に高い出力効率。STIHL 2-Mixエンジンを使用すれば、排気ガス排出量と燃料消費量が減り、それに伴ってランニングコストも低下します。この2サイクルエンジンはローメンテナンス構造になっており、高出力でも燃料を効率的に消費します。燃料としては、ガソリンとエンジンオイルから成る混合燃料を使用します。STIHL 2-Mixエンジンは、厳格なEU第5次排出ガス規制を満たしています。

力を入れずに始動。STIHLエルゴスタートを利用すれば、パワーツールの始動に必要な力を節約することができます。スターターロープを穏やかに均等に引っ張るだけで十分です。スターターロープを引く際に必要な速度が大幅に低下し、ゆっくり引っ張った場合でもエンジンが素早く確実に始動します。クランクシャフトとスターターローププーリーの間にスプリングを追加することで、この力の節約が可能になります。

ソーチェンの張り直しが工具なしで実現。STIHLチェンクイッククランプを使用すれば、アジャスターホイールでソーチェンを素早く工具なしで張り直すことができます。アジャスターホイールを左に回すとチェンが緩み、アジャスターホイールを右に回すとチェンが張ります。チェンスプロケットカバーを回して締め付けると、ガイドレールが自動的に固定されます。

気温が10度以下になりましたら、冬季用シャッターを開けてください。

メンテナンスの手間が軽減。キャブレターの制御システムであるコンペンセーターが圧力を補正することで、エアフィルターの汚れが増してもエンジン出力、排気ガスの質と燃費が長期間にわたってほぼ一定に保たれます。そのため、出力低下が顕著に感じられるまで、エアフィルターをクリーニングする必要はありません。その結果、長い間メンテナンスなしで作業することができます。

スタートストローク回数が減少。手動燃料ポンプを利用すればスタートストローク回数が減り、始動工程にかかる時間が短縮されます。これは、比較的長期間使用しなかった場合に特に役立ちます。ここでは、始動前にポンプを数回操作します。そうすることで、始動時にキャブレターに十分な量のガソリンが入っているようになります。

素早く簡単に操作可能。工具不要のタンクキャップが採用されているため、バヨネットロックを使用してごくわずかな操作でオイル・燃料タンクを開閉することができます。

快適な作業が実現。機器が動力を発揮する際に発生する振動は、特にハンドル領域で感じられます。STIHL防振システムの緩衝部品とバネ部品は、エンジン振動がハンドル領域すなわち使用者の身体に伝わることを抑制します。その結果、機器の振動が手であまり感じられなくなり、作業時の疲労が大幅に軽減されます。