ナイロンコードの巻付けと交換
刈払機のナイロンコードを交換する際の 注意点をご説明します。
29.04.2024
概要:ナイロンコードの巻き付けと交換
- STIHLのカッティングヘッド、ナイロンコード、ラインスプールは様々なタイプが提供されており、それぞれ様々な用途に適しています
ナイロンコードは巻き付けて使用する前に、24時間水に浸けてください
ナイロンコードを交換する際は、カッティングヘッドを開けるか、またはコンフォート機能を利用して中に差し込んでください
ナイロンコードは回しながら巻き付けてください
代わりに、予めコードが補充されたスプールを使用することもできます
どのナイロンコードがどの刈払機に適しているかは、刈払機の出力に左右されます。原則的に、 ナイロンコードの直径が太ければ太いほど、刈払機やクリアリングソーに求められる出力は高くなります。アクセサリーページでは、それぞれの用途と刈払機に適切なナイロンコードを簡単に見つけることができます。
どのナイロンコードがどの用途に適しているかは、作業しようとしている地面に生えている草に左右されます。芝生や草が高くなればなるほど、太いコードが必要になります。アクセサリーページでは、適切なナイロンコードを見つけることができます。
ナイロンコードの交換:STIHLのカッティングヘッドでは3種類の方法が可能
摩耗した場合や、刈払機の装備を新しい要件に合わせて変更する場合など、ナイロンコードの交換は何らかの際におのずと必要になります。STIHLのカッティングヘッドにナイロンコードを巻き付ける方法は、基本的に3種類あります。
標準カッティングヘッド:この場合は、まずカッティングヘッドを刈払機から取り外して開けます。そして、むき出しになったスプールにナイロンコードを巻き付けることができます。矢印を参考にすれば、ナイロンコードを正しい方向に巻き付けることができます。ご自分で行うことに抵抗がある方は、お近くのSTIHL正規販売店にお任せください。
コンフォートカッティングヘッド:このカッティングヘッドでは、ナイロンコードを外側から快適に巻き付けることができます。希望の長さのナイロンコードをカッティングヘッドに挿入してください。次に、カッティングヘッドの下端を回しながら、ナイロンコードをラインスプールに巻き付けてください。これにより、カッティングヘッドを予め分解しなくても、ナイロンコードが巻き付けられます。ただし、注意すべき点がひとつだけあります。ナイロンコードを巻き付ける前に、カッティングヘッドから突き出ている長さが両側で同じになっているようにしてください。ちなみに、このコンフォート機能を備えたカッティングヘッドは、モデル名の「C」の文字で見分けることができます。
3つ目の方法は、標準とコンフォートのどちらのカッティングヘッドにも同等に適しています。カッティングヘッドを開けて、予めコードが補充されたスプールを取り付けてください。
ナイロンコードの巻き付け:動画ガイド
名称 | 商品番号 | 推奨コード長さ |
---|---|---|
AutoCut 2-2 | 4008 710 2100 | 1 x 5 m |
AutoCut C 3-2 | 4009 710 2106 | 1 x 5 m |
AutoCut C 4-2 | 4006 710 2121 | 2 x 2.5 m |
AutoCut 5-2 | 4006 710 2100 | 2 x 3 m |
AutoCut C 6-2 | 4006 710 2126 | 1 x 4 m |
AutoCut 25-2 | 4002 710 2108 | 2 x 3.5 m |
AutoCut C 26-2 | 4002 710 2169 | 1 x 7 m |
AutoCut 36-2 | 4002 710 2170 | 2 x 4 m |
AutoCut 46-2 | 4003 710 2115 | 2 x 4 m |
AutoCut 56-2 | 4005 710 2107 | 2 x 4 m |
SuperCut 20-2 | 4002 710 2162 | 2 x 3 m |
SuperCut 40-2 | 4003 710 2142 | 1 x 7.5 m |
TrimCut C 32-2 | 4002-710-2198 | 1 x 8 m |
TrimCut C 42-2 | 4003-710-2122 | 1 x 8 m |
TrimCut C 52-2 | 4005-710-2117 | 1 x 8 m |
PolyCut 2-2 | 4008-710-2102 | 2 x 0.15 m |
PolyCut 3-2 | 4009-710-2104 | 2 x 0.15 m |
PolyCut 6-2 | 4006-710-2134 | 2 x 0.2 m |
DuroCut 5-2 | 4006-710-2131 | 2 x 0.2 m |
DuroCut 20-2 | 4002-710-2182 | 2 x 0.2 m |
DuroCut 40-4 | 4005-710-2114 | 4 x 0.25 m |
それぞれの課題に適したナイロンコード
ナイロンコードを交換して巻き付ける際に、所有しているSTIHL刈払機に最適なコードをお探しの場合は、 次の原則を参考にしてください。芝生の長さと密度が高くなればなるほど、太いコードが必要になります。STIHLナイロンコードは見分けやすくするために、直径に応じて各種の色で区別されています。例えば、赤いナイロンコードの直径は常に2.7ミリメートルです。予定している作業に最適なナイロンコードと、それを見分ける色については、以下のガイドラインを参照してください:
また、こちらにもご注意ください。刈り込みをきれいに仕上げるには、コードが太くなればなるほど、高めの出力が必要になります。従って、適切なナイロンコードを選び出すには、カッティングヘッドとそれに見合う刈払機やクリアリングソーも考慮に入れる必要があります。
全体像を把握できるように、すべての重要な情報がナイロンコード、カッティングヘッド、カッティングブレードの製品アクセサリーページにまとめられています。
ナイロンコードの巻き付け準備と適切な保管方法
最後に、ナイロンコードの適切な保管方法と最適な準備についてお伝えします。ナイロンコードは、使用する前に水に24時間浸けておくことをお勧めします。
ナイロンコードは、時間の経過と共に水分が失われ、柔軟性も低下します。水に浸けることでどちらも回復し、それほど摩耗しなくなります。
なお、コードをほどく必要はありません。ナイロンコードが巻き付けられた状態のスプールを直接水に浸けることができます。
そのため、コードの保管方法について頭を悩ます必要もありません。次回の使用時まで刈払機に安心して取り付けたままにしておくことができます。